ひとはなぜ急に情熱を失うのか?

ひとはなぜ情熱を失うのか?

これは子細な問いのようにも思えるし、大きな問いのようにも思える。

なぜ情熱を失うのか?年齢、経済、体力、様々な理由が考えられる。あるいは圧倒的な存在を目にして、自分はあそこまでいけないと諦めるのかも知れない。

まず法律について。

会社でパワハラを受け、自分の無力さを知った。そのことをきっかけに法律を自学自習した。毎日1~2時間を3年間続けた。弁護士になりたいと思って、予備試験を受けた。実際には訳が分からず、半分しか得点できなかった。その後茫然自失となり、逡巡していたが、大きな目標を修正することはありうるとノートに書き残した後、勉強をやめてしまった。すなわち自分の能力とテストのレベルの現実を知ったからだ。だが、なにも無駄だったとは思っていない。すべての局面がルールベースであり、組織人であれば、規定・規程への理解が不可欠であり、それらを熟知していることは大きな武器だ。そのような真の意味でリーガルマインドを身に着けることができたのは大きな収穫だった。しかし法を勉強する情熱を失ったことは確かだ。

サーフィンについて。

まず最初がまずかった。いきなりテイクオフできてしまったのだ。これはまずい。開始して2~3年以内にニュージーランドや宮崎にサーフトリップした。たいして実力もないのに。しかしその後学習曲線が停滞しいっこうに上達しない。もちろん練習量も少ないのだが、若い人にどんどん抜かれていく。モチベーションの減衰。ますます練習しなくなる。ひところはYouTubeを熱心に視ていたのに、完全に部外者になってしまった。ことしなどは1回しかしていない。コロナを言訳にはしたくない。自分のあしが海に向かなかったのだ。情熱を失ったのだ。

なぜ急に趣味を辞めてしまうのか?

Google先生に聞いてみた。うつだという。うつ?うつなのか?うつだと急に情熱を失うのだろうか?本当のところはわからない。でも現実を直視する必要がある。